大阪市政の無駄遣い/『もったいない!』バスツアーに行って来ました
関西合同法律事務所では、2007年10月29日、今春の選挙で福島区からトップ当選を果たした清水ただし市会議員(日本共産党)の案内で、大阪市政の無駄遣い/『もったいない!』バスツアーに行って来ました。
話の始まりは、大阪市政の実態を肌身で感じるために巨額の無駄な開発事業を自分自身の目で見てみようという意見が出されたのです。
当日、まずは事務所内でスライド上映を行い清水ただし議員の流暢な、しかも分かりやすい説明を受け大阪市政の実態について学習を行いました。清水さんのおしゃべりがなければこのツアーの楽しさは半減です。たとえば、「無駄遣いのひとつ、USJがどうして『ユニバーサル・スタジオ・大阪』じゃないか、知ってますか?」「USO(うそ)だらけなことがばれてしまうからなんですよ。」
その後さっそく貸し切りバスに乗りこんで、まずはWTC(ワールドトレードセンター)へ向かいました。この建物は55階、256メートルある西日本一の超高層ビルで大阪市が25億円を出資し筆頭株主となっています。しかしテナントが集まらず結局大阪市の港湾局など5つの局が入居し民間テナント料の1.68倍の賃料を払っているという無駄遣い。向こう40年間1280億円のテナント家賃、銀行の残債務645億円の連帯保証も市が。それらの結果、市の負担総額は最大2165億円にも。40階のトイレから見下ろす南港コスモスクエアの広大な空き地の景観が参加者の目には空しく映ったのではないでしょうか。

(舞洲のゴミ処理場の建物)
次の見学地は舞洲のゴミ処理場です。みなさんもご覧になったことがあるでしょうか。お伽の国の世界のお城のような建物です。「かわいい!」との感想もありましたが、デザイン費だけで6000万円、総工費609億円という建物は同じ窓が一つもないというのが自慢らしいが「それがどうした」という感じで「突出したデザイン感覚に庶民の感覚はついていけない。」といった印象でした。

(夢舞大橋)
その次は、その舞洲と夢島(造成費用約5〜6000億円)を結ぶ可動式の夢舞大橋(総工費635億円)を見学に。50年から100年に1回あるかないかのための旋回の必要のために、サビ付かせないための年1回の旋回試行に約3600万円が。ところが、先日実施された試運転の時には動かなかったそうです。橋桁付近には、大勢の釣り人のみなさん。釣堀状態でした。

最後に見学したのはフェスティバルゲート。行くなりほとんどシャッターが下りた廃墟の建物。ジェットコースターもすでに止まっていました。映画館も来年3月には閉鎖されるそうです。
こうした見学を通して「何百億級の無駄遣いがいっぱいあったことが印象的」「フェスティバルゲートが出来たときは急いで行って身動きできない位の人出だったのに、今やガラガラっていうかお化け屋敷?」「こんなお金があるなら、国保料1万円引き下げなんてできる」「中学校の給食だって実施できるで」「ムダをなくせば困った人達のために税金を使えるのに」「これまでも資料を読んだことはあったけれど、こんな鉄の塊だったのかと一層、怒りが沸いて来た」「こんなに無駄遣いだらけなのに誰も責任を取ろうとしない市政のままでよいのか」「ごみ焼却場にあんな無駄な窓を作ることは、先日の大阪第二検察審査会での起訴相当の判断(芦原病院に大阪市の血税をつぎこんできたことにつき「背任罪として起訴することが相当」と判断)に照らせば、まさに犯罪行為」などの感想が出されました。
秋晴れの長閑な午後、楽しく、市政の問題点を勉強することができました。