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リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会

2017-08-03

大阪で野党と市民の共同を進めるため、弁護士が紐帯の役割を果たしていこうということで結成されたのが「リスペクトの政治をつくる大阪弁護士有志の会」です。

5月3日に行われた「おおさか総がかり集会」で、結成を宣言し、6月2日に上智大学の中野晃一教授を招いて結成記念集会を行いました。
「リスペクト」という言葉は、「尊敬」「尊重」という意味で、戦争法反対運動が立場を超えて全国で盛り上がった際に、中野教授らが用いた用語です。憲法13条の「個人の尊厳」をあらゆる分野で実現する意味合いと、これまで、異なる立場で運動してきた者が、改憲阻止のため、それぞれの活動に敬意を表して、手を握り合うという意味が込められたものと考えています。この会は、弁護士の中でも、いろいろな立場で運動や事件活動をしてきた者が、お互いの違いや立場を尊重しつつ、憲法改悪を阻止するため、改憲勢力を3分の2未満にするために力を合わそうという会です。
そのような会の性格は、結成記念集会でも発揮されました。

このたたかいでは、民進党の方向性が大きな問題となります。民進党への結成記念集会参加呼びかけは、事務所の清水弁護士らが行いましたが、民進党では、「リスペクトの会」の呼びかけ人に、連合大阪の顧問弁護士が加わっていることから、極めて好意的に受け止められ、記念集会当日も、辻元清美衆議院議員だけでなく、それ以外の複数の議員候補が参加し、メッセージを寄せてくれました(当日は共産党からは清水忠史さん、社民党からは服部良一さん、自由党からは渡辺義彦さんに挨拶をしていただきました)。
今後、リスペクトの会は、街頭での宣伝活動を含め、大阪の衆議院の小選挙区で野党共闘が実現されるよう活動を継続していく予定です。

弁護士松本七哉

カテゴリー: くらし 

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