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新年のごあいさつ

2022-01-01

あけましておめでとうございます。

2021年10月31日。4年ぶりの衆議院議員総選挙が行われました。野党4党が共通政策、政権協力、選挙協力を合意して臨みました。

残念ながら日本共産党と立憲民主党が議席を減らし、自民・公明に維新を加えて改憲の発議に必要な3分の2を超えました。野党共闘不発と喧伝されますが、意図的・一面的です。289小選挙区のうち214区で候補を一本化、野党共闘効果で62区で勝利し自民党の重鎮らも落選させました。31区で1万票以下の僅差で競り負けましたが、自民党幹部も「薄氷の勝利」と評するように、あと1万票上乗せして競り勝てば自民党は単独過半数割れになるところでした。また、野党共闘ができていなければ、小選挙区制の下でもっと厳しい結果になっていたでしょう。野党共闘の大義や魅力を国民に伝えきれなかったことなどの課題を、前向きに解決していくべきです。

維新は総選挙後「次の参院選と同日に改憲国民投票を」と踏み込み、自民党は改憲を実現するとし、緊急事態条項(憲法の停止を意味します)の創設と9条改憲を狙っています。日本国憲法は、平和と民主主義、個人の尊重、命と暮らしを守る、世界でも先進的な内容で、憲法を生かす政治こそが求められます。しかし自公政権は憲法をふみにじり、さらには維新の応援で改憲までしようとしています。

2022年7月には参議院議員選挙があります。改憲を主張する議席を参議院で3分の2にさせないことが重要です。憲法を護り生かすことのできる政治への転換を、求めましょう。

 

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